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歌会始とは
新年の宮中行事「歌会始」。
そもそも「歌会」とは、人々が集って、共通の御題で歌を詠み、その歌を披講する会のこと。
その起源は古く、奈良時代の「万葉集」にも残されています。
明治時代には、皇族の方だけでなく、国民も宮中の歌会に参加できるようになり、時を経て、 昭和時代には、更に開かれた会となりました。
新年の歌会を「歌会始」と呼ぶようになったのもこの頃です。
「歌会始」は毎年「勅題=お題」として、和歌のテーマが決められます。
それを受けて、毎年11月~12月頃より、和菓子や懐紙など、 勅題にちなんだ様々なお品が工夫を凝らして作られます。
福寿園では、毎年、この勅題にちなんだお抹茶を販売しております。