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紡ぐお茶布巾
京都 山城上狛。
古くから京都と奈良を結ぶ交通の要衝として栄え、「茶」と「織物」の産地として名を馳せたこの地では、品質の高いお茶を育てるため、 昔は黒い糸で織った布の寒冷紗(かんれいしゃ)を、茶園にかけました。
今の寒冷紗の多くは天然の素材ではなくなりましたが、茶と織りが紡いできた心と技術は、現代の我々にも変わらず生き続けています。 この伝統を長く愛される形あるものに込めて伝えたい、そんな思いから糸にする前に綿を茶葉のエキスで先染めし、 独自の風合いと色をもつやわらかく丈夫な布巾に仕立てました。
お茶と共に長くご愛用くださいませ。
お茶布巾のこだわり
1.独自の風合い
茶葉のエキスで先染めした綿を、レーヨンの素材と合わせ糸にし、織ることで、目に優しい緑色に仕立てました。 先染めですので、色むらが少なく、色落ちしにくい仕上がりです。ふわっとやわらかく気持ちがいい感触。
使用している茶葉は、茶を加工する際に出る、「飲み茶」の商品として提供できない茶葉。大切に育てられた茶葉を できる限り活かしたい、そんな思いも込めています。
2.丈夫で長持ち
布巾のベースとなる糸は太めに仕上げ、通常4~6枚しか重ねない織布を、8枚も重ねて仕立てました。 丈夫で長くお使いいただけるようなつくりとなっております。
3.使いやすく
床やガラスにも優しい質感。30cm×30cmのちょうど良いサイズなので、キッチンでの食器拭きやテーブル拭き、 掃除用としてもお使いいただけます。肌触りも良いので、小さいお子様のお口拭きにも。