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10月31日は日本茶の日
~秋はいろいろなお茶を楽しもう~

10月31日は日本茶の日 ~秋はいろいろなお茶を楽しもう~ mv

10月31日といえば、「ハロウィン!」と思う方も少なくないことでしょうが、実は「日本茶の日」でもあります。日本にお茶を広めた“茶祖”、臨済宗の開祖・栄西が、宋から茶の種子を持ち帰ったとされる日です。そこで日本茶の魅力について改めてご紹介します。

まず、緑茶、烏龍茶、紅茶など、実はすべて同じ茶の葉から作られていることをご存じでしょうか?
お茶は発酵(酸化)度合いによって大きく3種類に分けられ、それぞれ異なる味や香りが生まれます。

  • ・摘み取った茶葉をすぐに加熱して発酵を止めたもの→不発酵茶(緑茶)
  • ・茶葉を少し発酵させてから加熱したもの→半発酵茶(烏龍茶)
  • ・茶葉を十分に発酵させてから加熱したもの→発酵茶(紅茶)

発酵(酸化)度合いによって風味や香りが大きく変わる、そこがお茶の奥深く面白いところです。

お茶の原料であるチャノキ(茶の木)は、日本各地で栽培されており、地域ごとの気候や土壌、標高などの違いによって、味や香りにも個性が生まれます。なかでも、福寿園が創業当初からお届けしている“宇治茶”は、山城地域特有の気候風土や技術により、特に高品質なお茶として親しまれてきました。
宇治では、茶園に覆いをかけて日光を遮ることでまろやかな旨味の強いお茶を育てる「覆下栽培」という方法が発明されました。この茶葉が、“玉露”や、抹茶の原料になる“碾茶(てんちゃ)”となります。
宇治茶の特長は、やや黄みがかった透明感のある水色(すいしょく)と、濃厚な旨味、甘み、 香りのバランス。深みのある上品な味わいをご堪能いただけます。
日本茶は、産地や製法によって、色や香り、味わいが驚くほど異なります。玉露、かぶせ茶、煎茶、ほうじ茶、玄米茶、かりがね(茎茶)など、その種類も実に多彩。飲み比べいただくことで、お茶の世界の楽しみがさらに広がります。

広報誌「FUKUJUSO 2025年10月号」より ※記載されている内容は掲載当時のものです。

広報誌「FUKUJUSO 2025年10月号」より
※記載されている内容は掲載当時のものです。

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