【新商品】福寿園オリジナル 「紡ぐお茶布巾」発売です

おいしいお茶のいれ方

お茶をおいしくいれるには、
いくつかのポイントがあります。
それぞれのお茶にあったいれ方で、
お茶のおいしさを引き出しましょう。

福寿園の宇治茶のおはなし

宇治茶の産地は昼夜の温度差が大きい冷涼な山間部に多く、立ち上がる朝霧が自然の日覆いとなり、特有の旨味をたっぷりと蓄えた茶葉を育(はぐく)みます。
約八〇〇年の歴史をもつ宇治茶は、各時代の権力者たちに庇護されたことや、お茶を栽培する篤農家や、仕上加工する茶師のたゆまぬ研鑽により、現在も高級茶の代名詞として親しまれています。

茶畑

その栽培技術や製法は多くの産地に伝えられました。
やがて産地や育て方、摘む時期、製法などによって水色(すいしょく)や味、香りなどの異なるさまざまなお茶ができるようになりました。

宇治茶製法で仕上げたお茶の
四つの特徴

1.製法
蒸し時間が30秒程度。葉が薄く長時間蒸す必要がないため、新鮮な香りが保たれます。
2.水色
透明感のある山吹色(黄緑色)です。(粉が少ないので濁った緑色ではありません。)
3.香り
すがすがしい香りが広がり、のどごしの良いお茶です。
4.味
ほのかな渋味とコクのある旨味が広がる上品な味わいです。
※とっておきの味わい方
すすりながら舌で転がすようにしてのどに運ぶと、宇治茶の味、香りがより一層口の中に広がります。是非一度福寿園の宇治茶で、うれしい驚きを味わってください。
宇治茶深蒸し比較

お茶をおいしくいれる5つのポイント

1.お茶の量
大さじ1杯で約5gです。(玉露、かぶせ茶、煎茶、かりがねの場合)
2.お湯
一度沸騰したものを使いましょう。沸騰したお湯の温度を下げるには、急須、湯呑み、湯冷ましにお湯を移してみましょう。移すごとに約10℃下がります。(急須や湯呑みも温まるので一挙両得。)
3.温度
旨味を引き出すには低めの温度、渋味を出したい時や香りを楽しみたいお茶は高めの温度が最適です。
4.抽出時間
低い温度のお湯でいれた場合は長めに、高い温度のお湯でいれた場合は短めの時間で抽出します。
5.注ぎ方
最後の一滴まで残さず注ぎきってください。2煎目以降もおいしくいただけます。
<複数の人でお茶を楽しむ場合>
均等な濃さになるよう少量ずつ、何回かに分けて注いでください。
宇治茶深蒸し比較

※お好みにより、茶葉の量・浸出時間を調整してください。

※一度お使いになった茶葉は、時間の経過で腐敗や変質しますので、必ず新しい茶葉とお取り替えください。

※熱湯の取り扱いには充分ご注意ください。

※お作りになった冷茶は、冷蔵庫で保存の上、1日以内にお飲みください。

※なお、茶葉の特徴により、商品毎においしいいれ方が異なる場合がこざいます。商品毎にお知らせしています「おいしいいれ方」を併せてご覧ください。

茶種別 おいしいいれ方

玉露

玉露

茶葉の摘み取り20日前頃から、茶園に覆いをかけて直射日光を遮って育てられた、最高級の茶葉が使われます。豊かな旨味と濃厚な味わいで、「飲む」というより、ほんの少しずつ、一滴を「いただく」「味わう」という言葉がピタリとくる緑茶の最高峰です。低めの温度でゆっくりと時間をかけていれて、お客様のおもてなしやとっておきのティータイムなどにお楽しみください。

玉露のおいしいいれ方(3杯分)

1.急須にお湯150mlを入れてさまします。※専用の湯ざましを使っても結構です。

2.急須のお湯を各湯呑みに等分します。

3.茶葉10g(大さじ2杯)を急須に入れます。

4.湯呑みのお湯(40℃)を急須に注ぎ、約2分待ちます。

5.急須から湯呑みに均等な濃さになるように注ぎ分け、最後の一滴まで残さず注ぎきってください。

※2煎目以降は少しずつお湯の温度を高めに、抽出時間を短くしていきます。

玉露をいれるコツ
低い温度で時間をかけて抽出し、ゆっくり旨味を引き出すのが秘訣です。

煎茶

煎茶

きりっとした渋味とまろやかな旨味のバランスが絶妙で、さわやかな香りと深いコクが特徴のお茶です。日光に当てて育てた茶葉を若い芽のうちに摘みとり、葉を蒸気で蒸し、揉みながら乾燥して仕上げます。喉越しが良く、爽快な後味で清涼感のあるお茶です。

煎茶のおいしいいれ方(3杯分)

1.お湯200mlを各湯呑みに注ぎ、70℃にさまします。

2.茶葉10g(大さじ2杯)を急須に入れます。

3.湯ざまししたお湯を急須に注ぎ、約1分待ちます。

4.急須から湯呑みに、均等な濃さになるように注ぎ分け、最後の一滴まで残さず注ぎきってください。

※2煎目は熱湯をいれてから約30秒待ち、注ぎ分けてください。

水出し茶のいれ方

1.ガラスポットに茶葉20g(大さじ4杯)を入れ、水1000mlを注ぎ、蓋をして軽く振ってから冷蔵庫に入れます。

2.約90分後、ガラスポットを軽く振ってから茶漉しなどで茶殻を取り除いてお飲みください。

※うすいと感じた場合は、茶葉を取り除く前に菜箸などでよくかき混ぜてください。

マイボトル

1.マイボトルに茶葉10g(大さじ2杯)を入れます。

2.冷水300mlを注ぎ、蓋をして約30秒よく振ります。

3.茶漉しで茶殻を取り除いて、お召し上がりください。

かぶせ茶

煎茶

茶摘みの7日前くらいから覆いをかけ、日光を遮って栽培します。そのため、玉露のような旨味と煎茶のさわやかな渋味を併せもったお茶になります。低めの温度でいれて旨味を、高めの温度でいれて渋味を、とお好みや気分に合わせて楽しめるお茶です。

かぶせ茶のおいしいいれ方(3杯分)

1.急須にお湯200mlを入れてさまします。※専用の湯ざましを使っても結構です。

2.急須のお湯を各湯呑みに等分します。

3.茶葉10g(大さじ2杯)を急須に入れます。

4.湯呑みのお湯(60℃)を急須に注ぎ、約1分待ちます。

5.急須から湯呑みに均等な濃さになるように注ぎ分け、最後の一滴まで残さず注ぎきってください。

※2煎目以降は少しずつ高い温度のお湯を使い、抽出時間を短くしていきます。

水出し茶のいれ方

1.ガラスポットに茶葉20g(大さじ4杯)を入れ、水1000mlを注ぎ、蓋をして軽く振ってから冷蔵庫に入れます。

2.約90分後、ガラスポットを軽く振ってから茶漉しなどで茶殻を取り除いてお飲みください。

※うすいと感じた場合は、茶葉を取り除く前に菜箸などでよくかき混ぜてください。

マイボトル

1.マイボトルに茶葉10g(大さじ2杯)を入れます。

2.冷水300mlを注ぎ、蓋をして約30秒よく振ります。

3.茶漉しで茶殻を取り除いて、お召し上がりください。

かりがね

かりがね

お茶の製造過程で選別した茎や葉柄の部分を集めたお茶です。「かりがね」の名は、その形状が、渡り鳥の雁が海を渡る際、海上で休息をとるためにとまる小枝に似ていることに由来するとも言われています。茎の部分は葉よりも渋味が少なく旨味を感じられ、茎特有の香りとさわやかな味が特徴です。気分をリラックスさせたいときにおすすめです。

かりがねのおいしいいれ方(3杯分)

1.お湯250mlを各湯呑みに注ぎ、70℃にさまします。

2.茶葉10g(大さじ2杯)を急須に入れます。

3.湯ざまししたお湯を急須に注ぎ、約1分待ちます。

4.急須から湯呑みに、均等な濃さになるように注ぎ分け、最後の一滴まで残さず注ぎきってください。

水出し茶のいれ方

1.ガラスポットに茶葉20g(大さじ4杯)を入れ、水1000mlを注ぎ、蓋をして軽く振ってから冷蔵庫に入れます。

2.約60分後、ガラスポットを軽く振ってから茶漉しなどで茶殻を取り除いてお飲みください。

※うすいと感じた場合は、茶葉を取り除く前に菜箸などでよくかき混ぜてください。

マイボトル

1.マイボトルに茶葉10g(大さじ2杯)を入れます。

2.冷水300mlを注ぎ、蓋をして約30秒よく振ります。

3.茶漉しで茶殻を取り除いて、お召し上がりください。

玄米茶

玄米茶

香ばしく炒った米を煎茶などに加えたお茶です。ほうじ茶同様、熱湯でたっぷりいれて香ばしい香りとともに楽しめます。カフェインが少ないので、気にされる方にもおすすめです。

玄米茶のおいしいいれ方 (3杯分)

1.茶葉10g(大さじ2杯半)を急須に入れます。

2.熱湯350mlを急須に注ぎ、約30秒待ちます。

3.急須から湯呑みに注ぐ時は、均等な濃さになるように注ぎ分け、最後の一滴まで残さず注ぎきってください。

玄米茶をいれるコツ
・こまめに茶葉を取り替えましょう。
・茶葉は一回にたっぷり使用してください。

水出し茶のいれ方

1.ガラスポットに茶葉20g(大さじ5杯)を入れ、水1000mlを注ぎ、蓋をして軽く振ってから冷蔵庫に入れます。

2.約60分後、ガラスポットを軽く振ってから茶漉しなどで茶殻を取り除いてお飲みください。

※うすいと感じた場合は、茶葉を取り除く前に菜箸などでよくかき混ぜてください。

マイボトル

1.マイボトルに茶葉10g(大さじ2杯半)を入れます。

2.冷水300mlを注ぎ、蓋をして約30秒よく振ります。

3.茶漉しで茶殻を取り除いて、お召し上がりください。

ほうじ茶

ほうじ茶

煎茶などを高温で焙煎したお茶です。高温のお湯でたっぷりいれて、独特の香りをお楽しみください。渋味が少ないので、脂っこい料理のあとに飲めば口の中がさっぱりしますし、冷やして飲むのもおすすめです。

ほうじ茶のおいしいいれ方(3杯分)

1.茶葉10g(大さじ山盛り3杯半)を急須に入れます。

2.熱湯450mlを急須に注ぎ、約30秒待ちます。

3.急須から湯呑みに注ぐ時は、均等な濃さになるように注ぎ分け、最後の一滴まで残さず注ぎきってください。

ほうじ茶をいれるコツ
・こまめに茶葉を取り替えましょう。
・茶葉は一回にたっぷり使用してください。

水出し茶のいれ方

1.ガラスポットに茶葉20g(大さじ山盛り7杯)を入れ、水1000mlを注ぎ、蓋をして軽く振ってから冷蔵庫に入れます。

2.約90分後、ガラスポットを軽く振ってから茶漉しなどで茶殻を取り除いてお飲みください。

※うすいと感じた場合は、茶葉を取り除く前に菜箸などでよくかき混ぜてください。

マイボトル

1.マイボトルに茶葉10g(大さじ山盛り3杯半)を入れます。

2.冷水300mlを注ぎ、蓋をして約30秒よく振ります。

3.茶漉しで茶殻を取り除いて、お召し上がりください。

抹 茶

抹 茶

抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)は、茶摘みの20日前くらいから覆下栽培といわれる方法で日光を遮った環境で育てられます。こうすることで、香りに富み、旨味成分であるテアニンの多い茶葉になります。茶葉を蒸した後、揉まずに乾燥させ、茎や葉脈の部分を取り除いた碾茶を石臼で丁寧に挽きあげたものが抹茶となります。深い精神性とともに世界の人々を魅了しています。

抹茶のおいしい点て方

1.抹茶はダマにならないように、最初にふるい等でこしておきます。

2.茶碗にお湯を注ぎ、茶碗をあたためます。水滴が残らないように、ふきんできれいにふきます。

3.茶碗に抹茶を2g(茶杓で山盛り2杯)入れます。

4.80℃のお湯75mlを注ぎます。

5.最初に茶筅でダマにならないように軽くかき混ぜます。茶筅を勢いよく前後に振り、充分に泡立てます。茶筅をゆっくり動かし、表面の泡を細かくし出来上がりです。

※濃いめに点てた後、氷2~3個を浮かべてアイス抹茶を楽しむこともできます。(抹茶2~3g、お湯50ml)

マイボトル

1.マイボトルに抹茶2g(茶杓で山盛り2杯)を入れます。

2.冷水200mlを注ぎ、蓋をしてよく振ります。

※飲む前にもう一度振ってからお飲みください。マイボトルで持ち歩く場合は、できるだけ早く飲み切ってください。