5/11(日)、京都文化博物館にて第4回「福寿園・お茶の文化賞」の授賞式が行われました。
「福寿園・お茶の文化賞」は、弊社社長や名誉会長を務め永年にわたり茶産業、茶文化の振興に
生涯を捧げた故福井正典氏の遺志を受け継ぎ、公益財団法人京都文化財団様が、「お茶の文化」
について活躍する個人や団体を表彰するものです。
寄附者を代表して弊社社長・福井正興よりご挨拶をさせていただき、
主催者の公益財団法人京都文化財団・山田理事長より、下記受賞者に表彰状が授与されました。
<大賞>
久保 左文様
「高山茶筌」の伝統を寛永10(1633)年から現代に至るまで守り続ける「竹茗堂 左文」の24代目堂主。
伝統工芸士の認定を受けており、制作する茶筌は美術工芸作品としても評価され、
国外での多数の出展や製作実演により日本のお茶の文化を紹介されています。
<奨励賞>
相楽東部広域連合立 和束中学校様
中学校の総合学習の一つとして、学校茶園でのお茶づくりの実習を20年前から実施。
出来上がったお茶を、他校との交流学習の際にふるまうなど、お茶の文化の次世代への継承に取り組まれ、
また、校外学習や修学旅行では町やお茶のPRを活動の一環に加え、広くその魅力を知ってもらえるよう発信されています。
故名誉会長が心から願っていた茶業発展に向け、引き続き、京都からお茶にまつわる
文化芸術が、より多彩に根強く日本や世界に波及していく活動をサポートしてまいります。