関西文化学術研究都市に位置する「福寿園CHA遊学パーク」では、研究の一環として、
1年を通してお茶を収穫できる「通年摘採」に取り組んでおります。
この研究成果の披露として、2026年1月5日に日本一早い新茶の初摘みを行い、摘んだ
お茶の葉は、茶の開祖 栄西禅師の像にお供えし、本年の茶業発展を祈願いたしました。
午後から福寿園宇治茶工房(京都府宇治市)へと場所を移し、摘みとったばかりの茶葉を
伝統の手もみ製法で宇治茶に仕上げました。茶師が丁寧に茶葉を揉んで仕上げた宇治茶は、
とてもまろやかな味に仕上がりました。
その後、ご来賓の皆様をお招きして、茶室「華松庵」にて手もみ茶の初茶会を開催、出来
あがった初手もみ宇治茶を味わっていただきました。 今年も新年早々に蓄えていたエネ
ルギーを一気に放出させるかのように青々とした芽を吹かせてくれました。この若々しい
エネルギーに満ちた自然の恵みを私共は頂戴し、日本茶に仕上げています。お茶は喉の渇きを
潤すだけでなく、人を元気にし、生活を豊かにし、人生に潤いを与えてくれます。このような
素晴らしい飲み物は他に類をみません。しかも、飲んで良し、食べて良し、香って良し、とあらゆる
楽しみ方ができます。
本年も様々なお茶の楽しみや素敵をお伝えできるよう努めてまいりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
●温室での初摘みについて・・・
京都品種の「鳳春」を「礫耕栽培」という、土のかわりに軽石を敷き詰め、液体肥料で育
てる方法で栽培しています。約100㎡の実験温室では、温度・湿度・光を自動調節し、
昨年12月上旬頃から夜間にも蛍光灯を点灯してお茶の木を「深い休眠状態」にさせない
ことで、通常より4ヵ月芽吹きを早め、その新芽を新年早々に手摘みにて収穫します。
2026年日本一早い茶摘みを行いました。







