福寿園公式ウェブサイト・オンラインショップがリニューアルいたしました。

和紅茶で心弾むハロウィンを
お過ごしください

ハロウィンにおすすめの和紅茶

10月31日と聞くと、「ハロウィン」を思い浮かべる方も増えてきたのではないでしょうか。実は「日本茶の日」でもあるのです。
まず「ハロウィン」は、アイルランドやイギリスが発祥とされるお祭りのこと。原点はケルト民族の宗教儀式の一つサウィン祭。古代のケルトでは、10月31日が大晦日にあたり、その日には死んだ人の魂が家族の元へ帰り、さらに悪霊や魔女が街を訪れると信じられていました。そのため、当時の人々は悪霊たちが悪さをしないように、仮装や魔除けの焚き火で悪霊を驚かせ、追い払っていたそうです。この風習はやがてキリスト教の文化圏に広がっていき、現在では、日本を含む多くの国々で民間行事として楽しまれています。

一方、「日本茶の日」は、茶祖と呼ばれる臨済宗の開祖・栄西が宋からお茶の種とその飲み方を持ち帰った1191年(建久2年)10月31日に因みます。いわば日本茶栽培のはじまりとなる日です。それ以前、お茶は、貴族や上流階級の間で薬などとして服用されていましたが、栄西によって庶民たちにも楽しめる嗜好品となっていきました。後に栄西が書いた、お茶の栽培方法や効能などを著したお茶に関する日本最古の本「喫茶養生記」は、日本茶の歴史を後世に残す貴重な資料となっています。誰が制定したのかは不明ですが、このような栄西の功績を称え、10月31日が「日本茶の日」とされています。

左から「和紅茶」50g袋入・ティーバッグ3g×10袋入・ティーバッグ3g×5袋箱入

ところで、ハロウィンには欠かせないお菓子ですが、和菓子にも洋菓子にもよく合うのが「和紅茶」です。日本の茶園で作られたお茶の葉を使い、日本で加工された国産紅茶のこと。生まれも育ちも日本のこの紅茶は、控えめな渋味と、まろやかな甘味を持ち味としています。特に福寿園の和紅茶は、香ばしく甘い香りが特徴的です。紅茶に適した京都府南部和束産のセカンドフラッシュを使用しており、ストレートでもおいしくいただけけるので、ペアリングするお菓子を選びません。
ハロウィンパーティーには、お好みでジャムを入れたり、センティッド・ティーとしてアレンジしたりして楽しむのもおすすめです。

※センティッド・ティーは、花、果実、スパイスなどを茶葉に混ぜることで、茶葉に香りを吸収させたお茶のこと。

広報誌「FUKUJUSO 2024年10月号」より ※記載されている内容は掲載当時のものです。

広報誌「FUKUJUSO 2024年10月号」より
※記載されている内容は掲載当時のものです。